荷物の重量に耐えられるカウンターバランスフォークリフト

そもそもフォークリフトとは?

フォークリフトとは、フォーク(車体前部のツメ)を利用して荷物の運搬や荷揚げを行う荷役自動車のことです。フォークリフトは、フォークを荷物の底部やパレットに差し込むことで、荷物を持ち上げたまま走行することができます。また、マスト(支柱)を伸ばすことで高いところにある荷物を運ぶことも可能です。しかし、運搬中は前が見えない状態となるため、バック走行を行う必要があります。運転初心者の方はこのバック走行に戸惑うことが多いようですが、必須のスキルであるためマスターできるようにしましょう。 なお、フォークリフトを運転するためには、フォークリフト運転技能講習の受講と修了証が必要です。フォークリフトの大きさによっても受ける講習が異なるので、事前に取得したいフォークリフトのスペックを確認しておいた方が良いでしょう。

カウンターバランスフォークリフトとは?

カウンターバランスフォークリフトは、フォークリフトの中でもっとも普及している車種になります。車体後部に重り(カウンターウェイト)を載せることで、荷物を運搬するときのバランスが取りやすい構造になっており、ある程度の重さがある荷物でも転倒しにくく、安全に運搬することが可能です。では、最大でどれくらいの重さの荷物を運ぶことができるのでしょうか?日本工業規格(JIS)によると、フォークリフトが一度に運べる最大の重量は、サイズの大きいリフトで24トンにもなります。これは、積載量10トンの大型ダンプおよそ2台分を一度に持ち上げられる計算です。普段、工場や倉庫で何気なく目にしているフォークリフトですが、あの小さな見た目からは想像もできないくらい力持ちなのです。

フォークリフトの派遣を利用すると現場で必要なときだけ人材を確保できるため、人件費の削減をすることが可能です。