大量の荷物を扱う物流業界

実際の作業は色々ある

物流業界では、大量の荷物を効率的に運搬することが求められます。そのためフォークリフトが大きく活躍できる分野のひとつです。具体的な作業は色々あり、船やトラックの積み上げ積み下ろしの他、保管場所からの出し入れも行います。そして物流業界は繁忙期など、時期によって作業の内容が大きく変わります。忙しい時期であれば、勤務時間中ずっとフォークリフトを操縦するということにもなるでしょう。逆にフォークリフトの求人で就職したとしても、検品や手作業での仕分けが優先される時は、そちらに回ることも珍しくはありません。そのためフォークリフトのスキルを磨きたかったり、フォークリフトの操縦以外の作業に自信がなかったりする場合は、事前にしっかりと確認しておくことが大切です。

物流業界で求められるフォークリフトの資格

フォークリフトの資格には修了試験に合格する必要がある技能講習と、講習を受けるだけで操縦できるようになる特別教育の2種類があります。両者の違いは1トン以上の荷重を取り扱えるかどうかですが、どちらが必要になるかは取り扱う物の種類によります。体積が大きくても軽い物を中心に取り扱う場合は、1トン未満の特別教育だけでも十分に活躍できるかもしれません。ただ物流業界では、ターミナルなど複数拠点を結ぶ場所だと、ジャンルを問わず色々な物を取り扱うことになります。そのため1トン以上取り扱えないことが、足枷になる恐れもあります。また1トン以上の過重でも問題なく対応できることで、求人の選択肢の幅も広がるでしょう。したがって可能であれば技能講習を済ませておいた方が良いです。